2009年1月25日星期日

A man's face who earn your moneyオジサンは真剣な顔をしていました[広州] [自由旅行](From Japan:カンマキワイポン様)

人ごみの中を私は駅の入口へ向かいました。帰りの切符をまず買っておかなければなりません。今日九龍に戻らなければ、明日はもう帰国なのです。車内で書いたメモを握りしめ窓口の列に並びました。私の番が来ました。案の定、直通の特急券は取れません。駅員が示したのは夜7時過ぎに出る深チェンまでの急行券でした。すぐそれを買いました。なにせ絶対に帰らなければいけないのです。(でも深チェンから乗継はあるんだろうか・・・)またパニックに襲われ始めました。深チェンは中国側の国境です。そこから歩いて香港側の国境、羅湖(LoWo)へ渡れます。私は日本のJ旅行社にもらった案内を思い出し、九広鉄道のところを見てみました。「九龍と中国の国境を結ぶ電車が日中4分から15分毎に運行されています。」とあります。最終の時間が心配ですがなんとかなりそうです。ややホッとして町を歩きだしました。
駅の西側を当てもなく歩きました。舗装されてない水の溜まった道を上がっていきます。雑貨屋で焼酎の小瓶を買って歩きながら飲みました。途中小さいスーパーのような店で喧嘩をしていました。客と店員が怒鳴りあっているのです。客がお札を投げつけました。店員がそれを投げ返します。店員は「あんたには売らない!」と言っているようです。客は「お前は態度が悪い!」と怒っていたのでしょうか。店側は数人いるしすごい騒ぎでした。
昼食は少し大き目の屋台のような店で食べました。メニューは2種類あってラーメンと、ご飯に鶏肉ときゅうりのような野菜の煮物をかけたものです。私はご飯のほうにしました。オバサンが電話ボックスのようなところに入ってご飯をついで具をかけて出してくれます。それを長椅子の席に座って食べました。客は一杯でした。店の横に警官が立っていました。警官は店に近付いた誰かを追い払っているのです。見ると残飯目当てのバケツをもったみすぼらしいオジサンが卑屈に笑いながら去って行きました。しばらくして警官がいなくなるとあのオジサンがスッと現れ、テーブルに残っているラーメンのスープをサッとバケツに移し、アッと言う間に去って行きました。その時オジサンは卑屈に笑ってなどいません。真剣な顔をしていました。

列車の出発時間までまだ大分あります。私は広州動物園に行くことにし歩き始めました。駅前で買った「広州交通遊覧図」を見ながら歩きました。ところがその地図にはキロ数が表示してないので距離がわかりません。すぐ着くだろうと思ったはずが2時間ぐらい歩くことになってしまいました。やっと着いた広州動物園、もう閉館時間でした(4時半)。門の写真だけ撮りました。

帰りはもう歩くわけにはいきません。バスです。火車の字をバス亭で探し(広州駅に行くだろう)と乗り込みました。無事に駅に着きました。しかし降りれません!人がワッと降りる人を待たずに乗って来たのです。おしくらまんじゅうです。私は必死に人を押し返さなければなりませんでした。すごい世界です。乗って来る人はただ席に座りたいために他人に体当たりしていたのです。(つづく)


歩いて歩いてやっと辿り着いた広州動物園。が、しかしすでに閉館時間だった。

来源:http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/kanmakiwipon/blog/12269.html


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